いぼ (疣贅)とは
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イボ「疣贅(ゆうぜい)」とは、皮膚から盛り上がって小さなできものを指します。イボは、痛みや痒みなどを感じない事が多いですが、中にはイボのように見えても悪性黒色腫など皮膚がんの初期症状のことも稀にあるので注意が必要です。大きく分けてウイルス感染によるもの、加齢や紫外線によってできるものがあります。 ウイルス性のイボは、掻き傷があると、自身の手などを介して感染して、皮膚の他の部位にもイボを引き起こす場合があります。 長い間治らなかったり、大きくなったり、数が増えた場合は、皮膚科を受診することをお勧めします
- 主な症状・特徴
- 皮膚の盛り上がり
- 表面のざらつき
- 茶〜黒色に変色する
- 治療方法
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冷凍凝固療法
液体窒素を用いて、イボを凍結させます。多少の痛みがありますが、最も一般的な治療方法で、保険が適応されます。原則1-2週間ごとの通院をお勧めしております。 -
内服薬
漢方薬であるヨクイニンを服用します。イボが多発する人にお勧めしております。液体窒素と併用することが多いです。